イベントのアンケートに対して21名の方から回答を頂きました。
| テーマ | 面白かった | 面白くなかった |
|---|---|---|
| カヤックフィッシングで死なないための基本的な考え方と具体的方策 | 11名 | 0名 |
| 港湾部、磯の釣りでの危険と対策 | 12名 | 1名 |
| 津波の危険性を再検証する -なぜ即避難なのか- | 9名 | 1名 |
| 海での事故 | 13名 | 0名 |
| 海上・沿岸エリア改善の取り組みについて | 6名 | 3名 |
| 海難事故防止に貢献する携帯端末について | 7名 | 3名 |
| 漁業者から見た釣り人 | 18名 | 0名 |
| 落水と救助 | 13名 | 0名 |
<腰巻き自動膨張>
まず始めに、これがはじめのダイブの時の装着だったので、緊張していたせいもあるのですが、落ちて浮き上がるまでの時間が非常に長かった。水中にいる時の恐怖は、実際夜に練習で歯無い時に落ちると、人によってはパニックになりかねないと思いました。ただし、自動膨張なのでパニックでもちゃんと浮いてくれました。 浮き姿勢ですが、腹回りにあって少し安定感が悪い。浮き方を教えていただくまでは安定しなかった物の上向きで耳を水面下に入れるラッコさん姿勢によって安定します。自力では動きにくいので、救助を呼ぶタイプと考えた方が良いかと。
<オレンジの救命具>
今回はこれと一緒にヘルメットをかぶっていましたが、それがネックに。 浮力で少しずれた救命具の襟の部分がヘルメットを押して、首が前向きに曲がります。そうすると水に顔が近づく。でもヘルメットが無いと、またひもが無くても抜ける恐れも無いし、浮力も安定していました。表面もつるっとしているので、泳ぎやすく、格好高評価です。後日、とある人との電話で、海で遭難した時のヘリコプターでの見つけやすさが半端無いという事を聞き、なるほど、ちゃんと認定された物にはそれなりの理由があるのだと知りました。
<カヤック用救命具>
これは自分が普段磯で使用している物なのですが、浮力はそこそこ、でも体への密着度と表面のでこぼこの少なさから、泳ぎやすいタイプだと思っています。実際、同じ環境の磯で、シーバス用のポケットがたくさんついているタイプの物では泳ぎにくくて大変でしたのでその差は割とあります。実験では、ここから、携帯を取り出して電話をしたのですが、落としては行けないという状態は思いのほか緊張します。今回はドコモさんからきつく落とさないようにいわれましたが、実際はもっとシリアスだと思います。なぜなら、この時代携帯は相当の命綱ですから、落とすという事はちょっと怖くて考えられません。
話は脱線しますが、僕は防水携帯を使っていますが、釣りの時はさらに防水のケースに入れる事にしました。浮きやすさと、ぬれた時に声が聞き取り無くなる(僕のAUのはそうなります)を考えてです。磯の釣りの際も携帯は持って行く事にしました。
テスト内容としては、 釣り用ライフベストのフロントの浮力体を抜き取って、ジーパン、Tシャツで高さ約2.5Mの岸壁から4月の海へダイヴした場合、どうなるのかという実験です。 順を追って説明します。
① 落水
体に感じる衝撃はそれほどではありません。入水の瞬間に海の冷たさを感じますが、この段階ではそれほど苦にはなりませんでした。 やはりバックとサイドの浮力体の力か、ゆっくりと浮上を始めます。
② 浮上
浮上後、体が前傾姿勢になろうとする力が働きます。静止状態では顔が海水に付きそうになります。
③ 泳ぎ
泳ぐ事自体への弊害はないです。ですが水温の低さのせいか、体力の消耗が激しいです。
考察
この状態ではまず助かりそうもありませんでした。呼吸を維持するために立ち泳ぎを行わなければならず、ライフベストの役割である、「静止状態で浮き、楽に呼吸ができる」ということが困難になってしまい、結果、漂流 → 立ち泳ぎで体力消耗 → 死と、リスクが格段に上がることがわかりました。
当日ドライスーツ着用にて3回入水しました。
以前川で落ちたときより浮いた気するのは気のせいでしょうか、もしくは塩分濃度が関係するのでしょうか?
また落水はかなりの衝撃を受けるんだと言うことも実感しました。
もっと高い場所からの落水を考えるとぞっとします。
衝撃のせいか、防水のカメラが少し水が入りました。
そのことを考えると防水携帯でも対衝撃構造のものじゃないと、使えない可能性もありますね。
ライフジャケットの性能としては本当に安心感のあるものですべて着用したものには問題なかったです。
ただ自動膨張は賞味期限があるところに若干の不安がありますね。
ぎりぎりの時に使って見たら・・・・、てことは無いと思いますが。最初から浮力体があるのは安心。
入水したひとほどそう感じたんじゃないでしょうか。
追記:落水者特に私服飛び込み隊のためにバスタオルを用意願います。
飛ぶ前、海上保安庁が安全を確保してくれている。
リアルであれば岸壁付近に落ちて貝やテトラ等で怪我をする事も多いと思います。
今回は助走有りで飛び込んだのでその辺は心配ありませんでしたが、分かっているのですがさすがに度胸が要りました。
自分は普段着に靴はクロックス、自前のつり用のライジャケ(4年使用)をダルッと着用という、釣り場でよく見かける格好で飛び込ませて頂いたのですが、股ベルトも緩くしていたので荷物無しで首から上が出る程度。
この状態では、波が高ければ呼吸の確保は難しいかも知れません。
さらに、ウエストもダルッと着用の為、泳ぐのも非常に邪魔でした。
泳ぐのさらに邪魔なのがクロックス。脱げそうになって非常に気になりますし、脱げないように気を使って泳ぐ・・リアルではこんな余裕はないと思いますので、ヤハリ靴がオススメです。寒さと泳ぎで体力をかなり使ということも分かりました。また、衣服が水を吸い込みかなりの重量になり、ハシゴを上るのがやっと。ロープで上がる事は無理だと思います。
2回目は5kg分のルアーを持って飛んだのですが、動画でも確認できると思うのですが、踏み切った瞬間にクロックスが滑り転落という形に・・・濡れたクロックスは非常に滑り危険です。
リアルでも不意の雨等、こういった事故は起こると思いますので、十分に注意して頂ければと思います。
浮き方はどうかというと何とか口が出る程度、軽くバタ足をいていないとうつ伏せになってしまいます。この状態で長時間の漂流では間違いなく体力が持たないでしょう。
二回目は5kgと疲れがピークになりハシゴでさえ上れない状態に・・・・
水中にいること。そして泳ぐ事は非常に体力を使うと改めて思いました。
ハシゴを上る時も裸足で行くと貝殻で深く足を切るという状態にもなります。
いつもの場所だから軽装でではなく、いつもの場所でもしっかりとした服装で楽しんでいただけたらと思います。
また、最近の携帯電話はかなり正確に自分の居場所を救助者に知らせる事が出来るそうなので、濡れないようにケース等に入れて釣り場に持っていくことも非常に有効だと思います。
最後に、もし転落した場合、無理に泳いだりせずに楽な姿勢で助けを待つ、これが一番良い方法だと思います。
泳げるだろうで泳いでみたがたどり着けなかった。残ったのは体力を使い切った自分と絶望だけです。長期間の漂流も加味して体力を温存し助けを待つ。そして携帯が使えるように濡れないように携帯する。この二つが非常に大事だと思いました。
今回の自分の経験が皆さんの役に立たない事が一番良いのですが、万が一の時、思い出して頂けたら幸いです。